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2016財界ふくしま6月号
■深層レポート

いじめはあった！！会津高の女子生徒自殺問題―

再調査を申し立てた両親が苦しい胸中を語る

自殺を防げなかった学校の不手際が明らかに

昨年９月に会津地方の女子高生が校内で自殺した問題で、いじめの有無を含めた事実関係を調査した県教育委員会の第三者委員会「いじめ問題対策委員会」は、２月に調査報告書をまとめ、「いじめは存在した」と判断した。しかし、いじめと自殺との直接の因果関係は否定し、玉虫色の報告にとどまった。その後、女子生徒の遺族は精神医学的な考察や高校入学前も含めた交友関係の調査などが不十分として、県に再調査を申し立て、４月から「県いじめ問題調査委員会」による再調査が開始された。果たして、「いじめという認識はなかった」という学校の対応は適切だったのか―。再発防止を願う女子生徒の両親が、本誌に胸中を語った。



■インサイドレポート

県行政書士会の副会長が会則違反で�犲鎖Α�？��

いま「街の法律家」の本部で何が起こっているのか？

「街の法律家」を謳い会員数約７５０人を誇る福島県行政書士会（丹野豊子会長）で、同会の副会長が会則に違反して支部長を継続していた事実が発覚した。また、ＡＤＲ（裁判外紛争解決手続）の認証申請をめぐり理事の１人に辞任勧告が通知される事態も発生している。本誌は相次ぐ同会内部の騒動を取材した。



■塙町長選レポート

組織力の鈴木に藤田、宮田が猛追！

新人４人の相次ぐ出馬で情勢は混沌に



■特別インタビュー／品川萬里郡山市長

市民総参加のセーフコミュニティ活動を推進する




■特別インタビュー／清水敏男いわき市長

新たな復興のステージを迎え好循環を生み出す人づくりを進める




■特別インタビュー／冨塚宥暻田村市長

「郷土の復興」に向け市民と協働でマチづくりを進める




■特別インタビュー／鈴木久社会福祉法人昌平黌理事長

高齢化社会のニーズに応え地域に開かれた質の高い
サービスを提供する




■特別インタビュー／大波久夫（株）波デザイン代表取締役

「伝わる」広告づくり一筋に創業50年




■特別掲載

泉田裕彦新潟県知事に「原発」の論点を聞く




■連載　県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」

阿部浩一 福島大学行政政策学類教授

【第11回】福島県の歴史・文化遺産をめぐる現状と課題


福島県民が地震、津波、原発事故、そして風評被害という四重苦を克服しながら復興・再生に向かうには、県民はもちろん、産学官一体による長期かつ継続的な取り組みが欠かせない。経済・社会が高度化・グローバル化する中、地域の発展を図る上で、「知の拠点」としての大学による地域貢献に大きな期待が寄せられている。そこで弊誌では、県内の大学に蓄積された知的資源を広く地域社会に提供・還元する一助として、誌面にて本県の諸課題を論考して頂く「フクシマの未来像」を企画した。



■編集長インタビュー／鈴木繁明（株）マコト精機代表取締役

冷間ロール成形のトップメーカーであり続ける

会津から国内グローバル化を目指す

会津若松市河東町にある（株）マコト精機が会社設立から50年を迎える。同社は冷間ロール成形分野では国内トップメーカーの存在で、ロール、金型、機械装置、電気制御の一貫体制による事業展開で業界トップに立ち続けてきた。製造業や金属加工業の関係者以外にはあまり知られていない冷間ロール成形産業は、実は生活のあらゆる場面で目にする機会が多い。業界トップの企業が時代のニーズに即応しながら、国内グローバル化を目指す姿を追った

・ 販売価格

730円(内税)
・ 購入数