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2012財界ふくしま１０月号
■インサイドレポート



100万人が読んだ　“アクアマリン復興日記”が突然の閉鎖?

いわき湯本温泉の“ホタルプロジェクト騒動”の顛末とは…



いわき市で「アクアマリンふくしま」の獣医師が地元紙に寄稿した記事を発端に、震災や原発事故からの復興を目的に設立された「いわき湯本温泉・ホタルプロジェクト委員会」との論争が巻き起こっている。ホタル委員会では大熊町からゲンジボタルを集め、独自の学説で0.5μSv以上の放射線量では発光機能を失うというホタルを飛翔させて、いわきの安全・安心をアピールする狙いがあるものの、生物多様性の観点から遺伝子の攪乱と拡散を招くとの指摘もされているのだ。





■検証レポート



「郡山市への県庁・県警本部移転」に関する緊急「県議アンケート」調査結果を全掲載！



回答率約50�諭¬笋錣譴觚�議の存在価値



■追跡レポート



キョロロン村「公金流用疑惑」が急展開！



百条委員会で徹底解明の動きが加速



西郷村が西郷観光�蠅惶鮟个靴討い觧慊蟯浜�費の報告書に虚偽の記載があり、「公金流用」の疑いが浮上している問題について新たな動きが起きている。本誌は、今回の問題に対する県町村会の回答を全文掲載するとともに、百条委員会設置で全容解明を目指す村議会の動きを取材した。





■特別掲載



国会事故調報告書に朝河貫一博士の「警告」を引用した理由



黒川清国会東京電力福島原発事故調査委員会委員長が講演



“国際社会に信用される日本”に転換するため真相追及

黒川清国会東京電力福島原発事故調査委員会委員長の講演会が８月28日、二本松市民会館で行われた。二本松市出身の朝河貫一を尊敬し、事故調の報告書に氏の著書を引用した黒川氏から、調査の過程や議論を聴こうと二本松市が催したもので、講演会では朝河貫一が日露戦争後に国際社会で「変われなかった日本」に発した警告を挙げて、原子力政策でも国内外の信頼を取り戻す変化を迫られていることなどを強調した。本誌では講演会の一部を掲載し、原発事故後の日本社会に何が求められているのかを考える。







■特別掲載



巨大地震はなぜ予測されなかったか？



木村政昭琉球大学名誉教授が?昌平黌交誼会夏期研修会で講演

2011年の東日本大震災に関連した地震・火山活動と今後の話題



1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越沖地震、2011年の東日本大震災を事前予測した「時空ダイアグラム」理論で注目を集めている木村政昭琉球大学名誉教授が８月22日、いわき市の小名浜オーシャンホテルで開かれた?昌平黌交誼会夏期研修会で「巨大地震はなぜ予測されなかったか？」と題し講演を行った。







■カウントダウン総選挙／本誌記者特別座談会



維新の会から小熊出馬。３区除き全敗で民主の凋落鮮明に

無所属も辞さない！自民唯一の現職・吉野が５区に執念





■編集長インタビュー／樋口利行　相馬郡医師会長



完結型の地域医療の構築が、相馬地方の復興を意味する



医師がいても、コメディカルとパラメディカルが成り立たない



3.11東日本大震災から福島第一原発事故を受けて、南相馬市の20〜30�膳�は政府の屋内退避指示でありながら、市では市民の安全を最優先に避難指示を決定。７万人強の人口が１万8,000人まで流出し、原発事故地に近い恐怖からあらゆる流通もストップするなど陸の孤島と化した。全国的に知れ渡った南相馬市の医師や看護師の流出は、地域社会の安全・安心を担保する意味でも焦眉の急の課題である。

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730円(内税)
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