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2013財界ふくしま9月号


■いわき市長選直前レポート

現職・渡辺が一歩リードも不敵な自信の新人・清水

混戦極まる保守分裂選挙の行方は



９月８日の投票日まで約１カ月を切ったいわき市長選は、現職の渡辺敬夫と元県議の清水敏男の事実上の一騎打ちとなり、前回同様、保守分裂に突入。再選を目指す渡辺といわき市刷新を掲げる清水の間では、水面下で激しい票の奪い合いを展開しており、両陣営の支持勢力はお互い複雑に入り乱れている。いわき市長選の直前情勢を徹底取材した。







■インサイドレポート

郡山市「副市長人事案否決」の舞台裏

選挙のシコリか？市長の驕りか？を徹底取材



品川萬里郡山市長が６月定例市議会に提案した副市長人事案２件が同市議会で否決されてから約１カ月半余り。新たな副市長人事案の動きが見えてこない中、本誌は否決に至った一連の経緯を取材。品川市長に文書での回答を得るとともに今後の見通しを探った。







■検証レポート

磐城共立病院が民間委譲、その真相は?

渡辺市長の公約「独立法人化」は何を意味するのか



老朽化したいわき市立総合磐城共立病院は、平成28年度内に新病院建設が予定されている。この建設計画によって、浜通りで唯一、第３次救急医療の指定を受けている共立病院の運営が公設民営化する可能性も浮上してきた。震災後、双葉郡からの避難者が生活するいわき市で、地域医療の中核である共立病院のあり方が問われている。







■追跡レポート

会津若松市が松長団地に巨大な高齢者介護施設を開設準備か

住民本位か営利団体の本意かが問われる問題に



喜多方市塩川町にある特別養護老人ホーム「エルムホーム」が会津若松市の松長団地に移転新築される計画が動き出し、その施設に併設しての商業施設建設の計画も出ている。松長団地は約3,000人の市民が住むが団地内に大きな商業施設もなく郵便局、銀行のＡＴＭといった生活インフラもない不便なところで、住民は「買い物難民」とも呼ばれている。団地内では新しい商業施設への期待も大きいが、採算性が低いという理由で施設経営者のなり手がいないという話も出ている。その動向を探った。







■追及レポート

郡山市�狃�染対象外�瓩離戰薀鵐世如孱供�95μSv／ｈ」の放射線量！

行政と東京電力の「住民たらい回し」の実態を暴く



７月初旬、一般住宅の除染作業が進められている郡山市内のある住民から、自宅のベランダと屋上で帰還困難区域に該当する数値の放射線量が測定されたとの情報が寄せられた。本誌は、損害賠償を求め郡山市と東京電力へ出向いた住民を追跡取材。誠意の欠片もなく住民を「たらい回し」する双方の実態を質す。


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