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2012財界ふくしま９月号
■追跡レポート

ゼビオが猪苗代湖・志田浜を完全買収?

本格的なマリンスポーツ基地再開発構想が浮上



道の駅の誘致断念から１年｜



志田浜は、猪苗代湖の中で最もにぎわい、観光客が立ち寄って湖を眺めるのには絶好のスポットでもある。しかし、最近では、“シャッター通り”と化し、かつてのにぎわいはなくなってしまった。そこで、５年前から地元商店街と猪苗代町とで「道の駅設置」に動き出していたが、猪苗代町の方針が急転。道の駅構想も水泡に帰してしまった。志田浜の再開発が頓挫した中、ゼビオ�蠅�スポーツを軸とした志田浜一帯の再開発に名乗りを上げた。





■総力特集

次期衆院選福島県全選挙区徹底分析



◇１区

維新の会も動く？波乱の１区を演出する石原の血脈

「奪還の会」亀岡に訪れた好機と不安



◇2区

太田離党で民主分裂が根本復活を後押し？

ギ握る元増子秘書らの動向



◇3区

「横綱・玄葉」に自民の「体たらく」が浮き彫りに

前回同様「玄葉VS吉野」の可能性も！？



◇4区

渡部恒三の壁に挑む菅家一郎前会津若松市長

恒三後継は本当に長男・恒雄か



◇5区

「５区の吉野」で、坂本と自民票の収奪激化？

復活当選も危ぶまれる民主・吉田





■インサイドレポート

喜多方の酒が飲めなくなる！？

地下水位の急激な低下で地盤沈下の懸念も



ここ数年、喜多方市民から「井戸が枯れたので深く堀り直した」という話をよく聞くようになった。喜多方の地下水を研究する柴��直明福島大学教授からの「地盤沈下や水質の変化で造り酒屋にも影響が出る」という衝撃的な報告もある。その真相を探った。



■当落完全予想

いわき市議選

現職から落選も・定削減で熾烈を極める当落線上の戦い



９月２日告示、９日投票で行われるいわき市議選は、前回より３議席減少した定数37人を巡り水面下で激しい前哨戦が繰り広げられている。震災後初の市議選に、いわき市民はどのような判断を下すのか。本誌は投票直前の当落を完全予想した。

（文中敬称略。年齢は８月１日現在。有権者数は６月２日現在）



■伊達市の復興を考える特別座談会

・仁志田昇司伊達市長 ・渡邊武伊達市商工会長 ・池本篤�螢淵廛蹈侫�シマ社長

地場産業の振興と新たな産業支援で、確かな復興を

世界の知見を結集し、放射線対策に努める



福島第一原発事故以降、県北地方の自治体は生活空間の除染と膨大な放射性廃棄物の対応が最優先課題となっている。経済界に目を転じると、復興特需と東京電力の賠償金などで需要が喚起され、企業経営も下支えされているが、震災後に一変した地域社会と地域経済の復興と再生に向けた自立回復力はない。仁志田伊達市長と経済界を代表する方にご出席頂き、伊達市の産業の復興と拡大に向けて大いに語って頂いた。



■編集長インタビュー

森茂雄一般社団法人福島おひさま連合代表理事



住民主導の県域電力事業者を目指す

再生可能エネルギーを復興の主軸へ

福島県の復興計画に定められた「脱原発」の理念は、原子力の代替エネルギーがエネルギーべースになる新しい社会モデルの提示でもある。原発被災県である本県の実情を踏まえて、このほど住民主導の再生可能エネルギー発電事業を目指して「福島おひさま連合」が設立され、７月11日に記念シンポジウムを開催された。５年後に原発１基分に相当する100万�銑匹離瓮�発電所の設置を目指すという壮大なプランを立てている同法人だが、事業成否のカギを握るのは国や県の補助や助成が欠かせない。森茂雄代表理事に直撃した。


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