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2012財界ふくしま１２月号
■福島県政汚職裁判傍聴記



村木事件に次いで無罪では“特捜”が持たない！！



今後も、最高裁の“正義に反する事実誤認”と闘う



佐藤栄佐久前福島県知事らに対する収賄、競売入札妨害被告事件で、10月16日、最高裁第一小法廷（桜井龍子裁判長）は上告を棄却した。二審の東京高裁判決（懲役２年、執行猶予４年）が確定したのである。最高裁は法律問題のみを扱い、事実問題には原則として触れない法律審で行われる。木戸ダム入札に「天の声」を発した事実関係が争われることもなく、収賄額も「ゼロ」であるにもかかわらず、法律論での「換金の利益」で罪に問われ続ける最高裁の特殊性も浮き彫りになってきた。主任弁護人を務める宗像紀夫弁護士に直撃インタビューを行った。





■県庁移転問題レポート��



県庁移転問題で闇に葬られた！？

佐藤雄平県知事への「公開質問状」



知事・県議会の“誠意なき対応”に怒りの声が続出



年９月、県中地域への県庁移転問題をめぐり東白川地方町村会（会長・古張允矢祭町長）が佐藤雄平県知事に１度、提出した公開質問状を取り下げるという事件が勃発し、「県南振興局長が圧力を掛けた」との情報が飛び交った。本誌は事の真相を取材。佐藤県知事に「県庁移転に対する基本姿勢、見解を伺いたい」として取材を申し込むと同時に、県庁移転問題に対する佐藤知事、県議会の姿勢、対応について質した。





■追跡レポート



会津若松市の　欠陥工事見逃しで家中カビだらけに



訴訟以外の解決はないのか



白虎隊で有名な飯盛山近くの会津若松市和田町で宅地の造成工事があった。工事中から近隣住宅の塀、住宅内に大量のカビが生えてきた。しまいには壁にもひびが入るという事態が起きている。この工事で一体何が起きたのか真相を探った。





■特別掲載　佐々木則夫なでしこジャパン（日本女子サッカー代表）監督講演



「夢と出会いが力に…」〈要約〉





■箱根駅伝直　特別座談会



いまに生きる箱根駅伝の教訓



震災復興に向け「チーム福島」で感動を伝えていく



・猪腰嘉勝福島県駅伝後援会副会長

・古川道郎福島県駅伝後援会会長

・渡部力若松商業高校陸上部コーチ

・越尾咲男福島駅伝後援会幹事

・三浦武彦福島陸上競技協会総務部長

・畑中良介福島陸上競技協会駅伝部長

・安西秀幸日清食品グループ陸上競技部

・下重庄三国士舘大学陸上競技部





■編集長インタビュー

庄條��一ＪＡグループ福島会長



福島県のブランド再生という一念で、全袋検査を決断した



出でよ！平成の世代の後継者



県独自の米の全袋検査と国の原子力災害特別措置法により旧市町村単位で行うモニタリング検査との「２重検査」によって、新米の年内出荷体制が危ぶまれている。昨年の3.11東日本大震災に発生した福島第一原発事故によって本県の農作物は基準値を超えた放射線量が検出され、作付け制限、風評被害に伴う多大な経済的損失を蒙った。県内４ＪＡ再編案と、本県産の農産物の信頼と安全性の回復に向けた難題を抱えるＪＡグループのトップに、本県農業の再生を語ってもらった。

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730円(内税)
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