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2016財界ふくしま11月号
■インサイドレポート

榮川酒造に続いて花春酒造も

経営破綻！！その意外な原因とは…

日本酒離れの中で、光を放つ「飛露喜」と「寫楽」

全国的に日本酒離れが進む中で売り上げの減少に歯止めがかからず、本県でも老舗蔵元の花春酒造と榮川酒造が相次いで経営危機が表面化する事態が起きた。会津のBIG3とされる花春、榮川、末廣はそれぞれに郊外に移転して大型の設備投資をしていたが、花春、榮川は特定名称酒に路線転換出来ず多額の設備投資を抱えて、経営不振に陥った。日本酒市場が縮小していく中で、小さな蔵元や味に磨きを掛けた蔵元がむしろ光を放ちつつあるのだ。



■緊急レポート

風雲急を告げる郡山市長選水面下で対抗馬の動きが激化！？

芳賀元技監の出馬で反品川勢力が選挙モードに



■検証レポート

絶望的！？な郡山市・都市計画道路

「笹川大善寺線」の平成30年度開通

課題山積の整備進捗に不信の声続々

郡山市が明言する都市計画道路「笹川大善寺線」の30年度末までの開通を危ぶむ声が寄せられ、９月定例会でも市議の一人が市側の姿勢を質した。本誌は、整備の進捗状況とともに「30年度開通は絶望的」と指摘されるいくつかの要因について取材した。



■緊急インタビュー／小熊慎司代議士

福島第二原発「廃炉」法案で県民の願いを実現する


９月24日付の福島民報が「福島第二原発で特例法・政府検討」の見出しで「政府が、東京電力福島第二原発（楢葉町、富岡町）について、地元自治体からの同意を再稼働申請の条件として義務付ける特例法の制定を検討していることが二十三日、明らかになった。施行後三年間で地元同意を得られなければ、廃炉にすることを盛り込む。原子炉等規制法の特例措置として、早ければ二十六日召集の臨時国会に法案を提出する方針だ」と報じた。記事では「廃炉へ一歩前進」と地元町長の期待の声も掲載されていたが、衆議院福島４区選出の小熊慎司代議士（民進党）は、「通信社の勇み足だったようです」と語り始めた。



■特別インタビュー／玄葉光一郎代議士

蓮舫新代表を支え生活の質を重視した政策を打ち出していく




■特別インタビュー／菅家一郎代議士

会津発展に力を尽くし法改正でＪＲ只見線全線復旧を支援する




■特別連載〈第３回〉／東日本国際大学・地域振興戦略研究所

大震災から５年半　いわきの�猝ね茲悗猟鷂性�


大震災と原発事故から五年半過ぎても復旧・復興が遅滞する福島県の状況を踏まえ、今後の向かうべき進路を具体的に指し示す提言書を、東日本国際大学・地域振興戦略研究所が作成し、八月十八日、いわき市長に提出した。ここでは、その戦略性に富んだ提言の数々を紹介したい（掲載に際して提言の内容を編集・要約した）。



■連載／県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第16回】

佐々木 秀明　いわき明星大学科学技術学部准教授

藻類による放射性セシウム汚染の モニタリングと除染の試み


福島県民が地震、津波、原発事故、そして風評被害という四重苦を克服しながら復興・再生に向かうには、県民はもちろん、産学官一体による長期かつ継続的な取り組みが欠かせない。経済・社会が高度化・グローバル化する中、地域の発展を図る上で、「知の拠点」としての大学による地域貢献に大きな期待が寄せられている。そこで弊誌では、県内の大学に蓄積された知的資源を広く地域社会に提供・還元する一助として、誌面にて本県の諸課題を論考して頂く「フクシマの未来像」を企画した。



■編集長インタビュー／新井田傳花春酒造(株)代表取締役社長

首都圏をターゲットに花春ブランドを復権させる！

市場の縮小ではない。　販売・営業強化で日本酒は売れる

創業300年の歴史と伝統を誇る本県を代表する老舗蔵元の花春酒造(株)が、経営不振で事業譲渡され、(株)幸楽苑ホールディングスの新井田傳社長らが出資する新「花春酒造」として10月から新たなスタートを切った。今年の８月には政府系ファンドの再生支援決定を受けた榮川酒造(株)が、東京都に本社を置く(株)ヨシムラ・フード・ホールディングスの子会社化になるなど、新種鑑評会４年連続日本一に輝く酒王国・福島で相次ぐ老舗の異変が起きている。地元経済界の強い要請を受けて、花春ブランドの復活と成長軌道への道のりを託された新井田社長にその思いを聞いた。

・ 販売価格

730円(内税)
・ 購入数